【HSPさん必読】ウクライナの報道で不安になっている方へ

HSP

次のような悩みを持っている方に向けて書きました。

・ウクライナ侵攻のニュースで心が重くなっている
・世界情勢の報道・SNS情報などを見て不安に襲われる
・最近なぜかソワソワしたり体調不良を感じたりしている

平穏な暮らしを心がけているHSP(繊細さん)のみなさん、パニック障害やPTSDなど、心にお悩みを抱えているみなさん、またそうでない方々も、現在の世界情勢に不安を駆られていませんか

私もその一人です。共感力が高い人は、衝撃的な映像や悲惨なニュースが自分のことのように思えて、過剰に不安を抱えてしまう傾向にあります。

今回の記事では、そんな不安を抱えている方々に向けて、不安の原因とともに、負のスパイラルに陥らないための対処法をさまざまな角度から紹介します。

刺激的なニュースを見るとき私たちに起きること

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刺激的なニュースを見ると、誰もがきっと少なからず不安を抱くでしょう。しかし、その不安からいつまでも脱却できず、いろいろな方向に不安を広げてしまうのは得策ではありません。では、どのような人がネガティブなニュースや報道から苦しむ傾向にあるのか、そして心身に何が起きるのでしょうか。

共感力が高いHSPさん

ネガティブニュースの影響を強く受けてしまうのは、共感力・想像力が高いとされている、HSP(Highly Sensitive Person)と呼ばれる人たちです。私もその一人。感受性が強く、繊細さんとも呼ばれます。

HSPさんは誰かが苦しんでいるのを知ると、辛くなってしまいますよね。持ち前の共感力・想像力が働き、その人の立場になって考えすぎてしまって、胸が締め付けられるのです…。

また、HSPさんは人の感情に対して敏感なので、怒っている人の周りにいると体調を崩してしまうことも。ロシアの言動やそれを制裁する各国の行動にも、過剰に「怖い…」と反応してしまいます。

HSPさんだけでなく、メンタル面に自信がない人は、自分の心を守るために極力悲劇的なニュースを避けることをおすすめします。

世界に苦しんでいる人がいるのに、報道を避けるのは罪悪感がある?

「ニュースや報道を避ければいいと言うけど、それでいいの?」
「世界に苦しんでいる人がいるのに、不安になっている自分が情けない」
「他人事じゃないかもしれない…世界情勢について学ばなくては」

真面目な私たちはそんなふうに感じてしまうこともありますよね。悲しいニュースを避けることで生じる罪悪感があったり、もっと知らなくては!と思ったりすることもあるでしょう。

知ること、学ぶことは良いことです。世界の歴史を学ぶと、落ち着いて考えられる側面があります。冷静に考えられる人は学ぶこともおすすめです!

ただ、考えを巡らせているさなかに、自分が不安にのまれて負のスパイラルに陥るような人は、刺激的な情報を避けた方が良いでしょう。たとえ私が世界規模の問題点を考え抜いたとしても、個人では到底コントロールできない状況なのは間違いありません。学んだり知ったりするよりも、自分を守ることを優先してください。

強い不安感は体調不良につながる

強いストレスが心にかかると、自律神経のバランスが乱れ、交感神経が優位になります。リラックス状態を作る副交感神経がうまく働かず、交感神経の働きだけが強いと体調に支障が出てくるのです。ずっと興奮した緊張状態が続くような感覚です。代表的な症状には、喉の渇きや痛み、めまい、動悸、下痢、血圧の上昇、不眠、頭痛などがあります。

私も、油断してTwitterやYahoo!ニュースで刺激的なタイトルを見てしまうと、心臓がバクバクしてくることがあります…。メンタルと身体がつながっていることを痛感しますね。

自分にできることをして、あとは委ねる

peace各国の大統領・首相、国連、専門家、ハリウッドスター、経営者、各種団体のみなさんが、この問題への対応をリードしてくださっています。私たちにできることは、このような世界をリードするトップの方々が、正しい判断ができるように祈ることです。

著名人の支援活動

多くの著名人がウクライナへの支援をしています。例えば、俳優ライアン・レイノルズさんとブレイク・ライブリーさん夫妻は、ファンによる寄付額を2倍にしてウクライナの難民への支援をする活動を始めました。

楽天・三木谷社長も10億円を寄付しました。楽天でも寄付キャンペーンをしています。

Netflix「テラスハウス」に出演していた、Viviちゃんをご存知ですか?ViviちゃんのInstagram

Viviちゃんはウクライナにご家族がいます。そんな大変な状況にいるViviちゃんもInstagramの投稿でこのようなことを言っていました。

「私が鬱になってもしょうがない、誰の役にも立たない」
「私たちはF*CK WAR! WE WANT PEACE!と叫んでいます。みなさんもそれ以外のプレッシャーを自分にかけないでください」

他に私たちにできることは?

  1. 寄付しよう!→楽天のポイントで寄付する
  2. 戦争反対の署名をしよう!→「Change.org」の署名、「ウクライナへの戦争に反対します! / STOP WAR IN UKRAINE! 」STOP WARの署名はこちらから
  3. SNSなどで #NoMoreWars #StopWar などのハッシュタグを用いて声を上げる

このような建設的な行動を取ると、困っている人のためになる上に「何か自分にもやれた!」という達成感を得られ、心が落ち着く効果があります。SNSの時代であること、個人の声が世界に届く時代であることは不幸中の幸いだと感じています。

自分を守るためにできること

  • ニュース番組やワイドショーを見過ぎない
  • SNSの流し見は危険
  • 中にはフェイクニュース(事実ではない報道)もあることを知る
  • ネガティブなワードでの検索を避ける

世界情勢を知ることは重要ですが、不調を感じるほどネガティブなニュースを浴びて自分を苦しめる必要はありません。

何事も長くは続かない、終わりは来る

世界ではさまざまな悲劇が起きますが、長くは続きません。この不安にも終わりは来ます!早く世界に平和が来るように、世界中のみんなが祈っています。ロシアの一般国民も戦争に反対しています。

今までも本当に多種多様な災難が起こりました。そのたびに私は心を痛め、全身で影響を受けてしまっていました。いわば、世界規模の悩みを一人で抱えてしまっているような…。

例えば、コロナが始まった頃、トイレットペーパーが買えなくなったことで、世界恐慌になるのでは?と不安になりました。不安は、餌を与えるとどんどん大きくなっていくのです。

「今私ができることはなに?今自分がすべきことに集中しよう」

いつも不安になるたび、この考えに助けられてきました。先々のことを心配して不安モンスターを大きくしてしまわないように。日常生活を淡々とこなすうちに不安が薄れてくるものです。

前向きになれる行動を!

yoga

  • 笑顔を作ろう!笑顔になると自然に元気が出てきます。
  • Testosteroneさんの言葉「エンタメに頼ろう!」心から笑うことで元気になれます。

  • 体を動かすと元気になる!ダンスやフィットネスでポジティブになれます。オススメ→通わないフィットネススタジオSOELU
  • 人とつながる!周りにいるポジティブな人の考え方をまねてみましょう。
  • 気分が落ちているときはカフェインやアルコール、辛い食べものを避けて、お風呂に浸かって体を温めよう(副交感神経を優位に!)
  • 睡眠時間を確保しよう!寝る前にニュースは見ないようにね(自戒を込めて)。
  • ツボ押ししよう!おすすめは、万能のツボとも言われる「合谷(ごうこく)」。手の甲の、親指と人差し指の付け根にあるツボで、即効性があり、刺激するとお気持ちが落ちついてきます。オススメ→全国620店舗以上!もみほぐし・足つぼ・ハンドリフレ・クイックヘッドのリラクゼーション店【りらくる】

祈りは受け身ではない、最上級の「行動」

私はクリスチャンなので「祈ること」に力を見出しています。祈りは受け身な行為ではなく、とりわけ直接のヘルプができない場合には最上級の行動である、と信じています。将来が見えない時代には、神様の力を信じて、世の中に義がなされるよう祈ることも検討してみてください。

世界のベストセラーと言われる聖書は、不安なときに読むと気持ちが軽くなります。不安に効果的な聖句を紹介します。

  • あなたがたの思い煩いを、いっさい神にゆだねなさい。神があなたがたのことを心配してくださるからです。(1ペテロ5:7 )
  • 何も思い煩わないで、あらゆる場合に、感謝をもってささげる祈りと願いによって、あなたがたの願い事を神に知っていただきなさい。そうすれば、人のすべての考えにまさる神の平安が、あなたがたの心と思いをキリスト・イエスにあって守ってくれます。(ピリピ4:6-7)
  • だから、神の国とその義とをまず第一に求めなさい。そうすれば、それに加えて、これらのものはすべて与えられます。だから、あすのための心配は無用です。あすのことはあすが心配します。労苦はその日その日に、十分あります。(マタイ6:33-34)
  • 主があなたがたのために戦われるから、あなたがたは黙していなさい。(出エジプト記14:14)

不安に餌を与えず、自分にできることから始めよう!

pray悲しいことですが、世界では憎しみ合い、紛争、悲劇が起きています。私たちはそのたびに心を痛め、不安になり、なかなか日常が手につかなくなってしまうこともあります。

しかし自分がコントロールできない状況について、不安に飲まれてしまってもいいことはありません。世界平和を祈り、自分にできることを微力でも行いましょう。そして、私たちは心の平安を保ちながら、家族を抱きしめ、日常生活を送っていきましょう。どうか平和が訪れますように。

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